内装に青森県産ヒバを使ったコンビニエンスストアの店舗が、県内で初めて青森市に完成、外壁にはねぶた名人制作のねぶたをイメージしたイラストが訪れた人を出迎えます。
完成したのは、青森市東大野にある「ローソン青森中央高校前店」です。10日は、関係者が出席して店舗の引き渡し式が行われました。
二酸化炭素排出量の削減につなげることを目的に、店内の壁や天井のほか、トイレなどに県産のヒバを木材として活用していて、地元産の木材を使った店舗は東北で3店舗目、県内では初めてです。
また、外壁には青森ねぶたの第7代ねぶた名人=竹浪比呂央さんが2022年に制作して、ねぶた大賞を受賞した「龍王」をイメージしたイラストが描かれています。
第7代ねぶた名人 竹浪比呂央さん
「365日、お祭りとは違う舞台、違う形でみなさんにご覧いただく、知っていただく、これがまた青森の発信につながっていくと思いますので、大変ありがたい」
全国のローソンで初めてとなる「OMATSURI LAWSON」として、店内の二次元バーコードを読み取ると青森ねぶた祭の情報を手にすることもできます。
店舗は11日から営業を開始して、青森の魅力を発信します。