新潟県 佐渡市で、養殖のサクラマスの水揚げが始まっています。桜のようなピンク色の身で、上品な脂が特徴だということです。

佐渡市 両津湾の和木漁港で養殖されている「佐渡 満開さくらます」。

10日、今シーズンの水揚げが始まり、11日はおよそ7.8トン、5500匹が出荷される予定です。

佐渡市でのサクラマスの養殖は今年で9年目。もともとは白身の魚ですが、エサの配合を工夫することで名前の通り桜のようなピンク色の身になるそうです。

【弓ヶ浜水産 高橋智宏さん】「日本海の荒海にもまれた潮流も速く、しっかりと魚が運動しているので身が引き締まっており歯ごたえのある魚に仕上がっています。なので生で食べていただくのがいいのかなと」

上品な脂が味わい深い「佐渡 満開さくらます」。出荷は今月後半まで続き、合わせておよそ60トンが県内の他、関東や東北、北海道へ出荷されるということです。