最後の日も前を向いて
そして保育園最後の日。みたらい保育園を最後に卒園するのは、6人。保育証書をもらった卒園児が将来の夢を発表します。
卒業する園児
「大きくなったら飼育員さんになっていろんな動物をお世話したいです」
園の歴史で渡した保育証書は、855枚。1枚1枚に思いがこもります。続いて行われた閉園式には、地域の人やOBらが会場いっぱいに詰めかけました。

参加者(みたらい保育園出身)
「やっぱりさみしいですね、でも久しぶりに来てなつかしい気持ちになりました」
別の参加者(みたらい保育園出身)
「家がすぐ近所でもあるので卒園者の1人としてもさみしいです」
園児の保護者
「閉園でさみしい気持ちはありますけど、子どもたちもこういう経験することはめったにないので、前を向いて元気よく生活できたらいいと思っています」
多くの人に愛された保育園
残る園児は、近くの保育所に移る予定です。たくさんの人に愛されながら52年の歴史に幕を下ろすみたらい保育園。最後は「ありがとう」の感謝のことばが贈られました。
園児たち
「思い出を大切にして大きくなります。ありがとう、みたらい保育園、さようなら」
山野井園長
「思い出に残るいい場所だったのかなって。みたらい保育園はなくなってしまいますけど、この思い出は残っているので、その力が今からの人生に役立っているんだろうなっていろいろ考えました」
たくさんの思い出が詰まった保育園。園はなくなっても、思い出は心の中に残り続けます。