航空自衛隊の南西航空方面隊のトップに新たに就任した寺﨑司令官が、きのう玉城知事と面談し、地元との信頼関係の構築に向けて意気込みを語りました。

那覇基地に司令部を置く航空自衛隊南西航空方面隊のトップに就任したのは、寺﨑隆行司令官です。

寺﨑司令官は、2005年頃にパイロットとして沖縄で勤務した経験があり、「当時は緊急のスクランブル発進も無い時期だった」と振り返り、緊急発進が相次ぐ現状との違いを指摘しました。

空自南西航空方面隊 寺﨑隆行司令官
「我々の基地・分屯基地は地元の皆さんの信頼があってこそ運営できますので、そういった絆ですとか、地元との関係についてもしっかりと保てるようにしたい」

玉城知事は「災害時には自衛隊の協力が必要」などと述べ、自衛隊の活動に理解を示した上で災害時には連携する考えを改めて示しました。