富山県射水市に「新たな定数」を発見した中学3年生の女子生徒がいます。彼女のテーマは「紙風船」。だれもが遊びやすい紙風船のために、寝食を忘れるほど実験に打ち込み、その緻密さは理科の先生も驚きの声をあげるほど。そんな彼女が編み出したのは紙風船の「最適穴定数」です。

紙風船のユニークな研究を続けているのは、富山県射水市の中学3年生・後藤志歩さんです。

中学3年生・後藤志歩さん:
「市販のものが速すぎてお年寄りの方とかがあまり楽しめないのかなと思ったことがあって、誰にでも楽しめる紙風船を作りたいと思ったので、『ユニバーサル紙風船』づくりを行っています」

「ユニバーサル紙風船」とは、ゆっくり遠くに飛ぶ破れにくい紙風船で後藤さんが命名しました。

この研究を積み重ねてー。

後藤志歩さん:
「実験の結果から立方体の1辺の長さに対する穴の直径の比率を『最適穴定数』とし、0.067という定数を導き出しました」