派閥の裏金事件を受け自民党は党紀委員会を開き、関係議員39人の処分を決めました。ただ、早くも党内からは不満の声も相次いでいるようです。自民党本部から中継です。
先ほど公表された処分の一覧ですが、自民党ではこれまで「政治と金」の問題で不起訴になった議員を原則、処分してこなかっただけに党内からは岸田総理ら党執行部に対する不満の声も高まっています。
自民党 茂木敏充幹事長
「大きな政治不信を招いた者の政治責任は極めて重いとの審査結果でありました」
党紀委員会では、安倍派のキックバックの復活をめぐり協議した4人の幹部のうち、▼塩谷氏と世耕氏を「離党勧告」に、▼協議に参加していた西村氏と下村氏については、「党員資格停止1年」とすることが決まりました。これを受け世耕氏はきょう、離党届を党に提出しています。
▼また、いわゆる「安倍派5人衆」の松野前官房長官や萩生田前政調会長、二階派で事務総長経験者の武田元総務大臣は「党の役職停止1年」となりました。
このほか、500万円以上の不記載などがあった議員らに対しては、「党の役職停止」や「戒告」の処分が出ています。
今回、処分を受けることとなった議員からは「党の責任者である岸田総理が処分されないのはおかしい」「500万円以下の議員を処罰しなかったのは、自分の応援団を残すためだろう」といった恨み節も聞こえていて、今回の処分は党内に禍根を残すことになりそうです。
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