新潟市内で居酒屋経営などを行っていた『ソウズ』が販売不振に陥り、新潟地裁から3月27日に破産開始決定を受けていたことがわかりました。
負債総額はおよそ8400万円と見込まれています。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと、2005年に創業した『ソウズ』は、洒落た店内でこだわりの料理や酒類を提供する居酒屋が人気を呼び、多店舗を展開していました。

2018年12月期にはおよそ1億6000万円の売上高を計上していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出自粛などの影響で集客が低迷し、一部店舗は閉鎖を強いられています。
その後も売上不足は続き、2022年12月期の売上高はおよそ6500万円にまで減少するなどして採算的にも恵まれず、資金繰りも限界に達したために事業の継続が困難になったと判断したものとみられています。

東京商工リサーチでは、新潟県内における143件目の新型コロナウイルス関連破たんだとしています。