東京・池袋にあるガールズバーの店長の男と従業員の女が別の女性従業員に売春をさせたとして、警視庁に逮捕されました。女性は「ブスで客がつかない」などと繰り返し暴力も受けていたということです。

東京・池袋にあるガールズバーの店長・鈴木麻央耶容疑者(39)ら2人は、20代の女性従業員を店に寝泊まりをさせて管理下に置いた上で、売春をさせた疑いがもたれています。

鈴木容疑者は「ブスで客がつかないから大久保公園で立ちんぼしてこい」と売春を指示し、カバンにGPS発信機を入れて行動を監視。女性が無断で休憩しているのを確認すると、ハンガーで殴るなどしていたということです。

また、鈴木容疑者は女性の体型を管理するため一食ごとに食事の報告をさせ、証拠としてレシートを送れと強要していたということです。

女性は「身もぼろぼろで、店長から逃げるという気力や選択肢は思いつくはずもありませんでした」と話しているということです。

取り調べに対し、鈴木容疑者は「売春させていないし、寝泊まりなどさせていません」と容疑を否認し、従業員の女は容疑を認めているということです。