派閥の裏金事件を受け、自民党は関係議員の処分について最終調整に入りました。ただ、街の人からは「常識とかけ離れた甘い処分だ」と厳しい声が相次いでいます。
きのう夜、総理公邸の裏口から姿を見せた自民党の茂木幹事長。
極秘に行われた会談では、派閥の裏金事件に関わった39人の議員らの処分について詰めの協議が行われました。
関係者によると、安倍派のキックバック復活をめぐって協議した4人の幹部のうち、派閥の座長を務めた塩谷氏と参議院側をまとめていた世耕氏は、8段階ある処分のうち2番目に重い「離党勧告」に。協議に参加していた西村氏と下村氏については、「党員資格停止1年」とする方針を固めたということです。
こうした処分内容について、街の人からは…
60代
「離党勧告されても。みそぎをどこかで、選挙で受かれば戻ってこられるって安心感があるのでは」
60代
「世の中の常識からすると全くおかしいわけですよ。知らなかったから責任がないなんてあり得ません。まるで、言っている理屈は子ども」
一方、他の安倍派・二階派幹部の処分をめぐっては調整が難航。いわゆる「安倍派5人衆」の松野前官房長官や萩生田前政調会長は「党員資格の停止」といった厳しい処分も検討されましたが、党内から擁護する声もあり、「党の役職停止」となる見通しです。
自民党関係者
「党内融和を考えて処分を甘くしたい人と、世論を意識して処分を厳しくしたい人でなかなか溝が埋まらない」
また、自民党は500万円以上の不記載などがあった議員らに対しても、「党の役職停止」や「戒告」の処分とする方針です。
50代
「500万円が多いのか少ないのか分からないですけど、普通の人なら許されないですよね、もらっておいて」
党執行部はあす、党紀委員会を開き、処分を決定する方針です。
70代
「いつ頃からどうして始まったのか分からないし、何も判明していないじゃないですか。処分だけが先行しているっていうことに納得できません」
50代
「じゃあ離党すればいいの、辞めればいいのじゃなくって、そこまでの経緯が結局、ごにゃごにゃしたまま終わっているようには感じています」
処分が決定し、このまま幕引きとなるのでしょうか。
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