長電バスは、2025年3月から運賃の上限を平均でおよそ20パーセント引き上げると発表しました。

長野市に本社を置く長電バスは28日、運賃変更の申請を北陸信越運輸局に提出し、受理されました。

認可されれば、2025年3月から上限運賃は平均でおよそ20パーセント引き上げられ、1キロメートル当たりの基準運賃が56円90銭から68円50銭に、初乗りの上限運賃は180円から200円となります。

対象は、長野地域などで自主運行する路線バス18路線と急行バス3路線で、値上げの主な理由として運転手不足解消のための待遇改善のほか、燃料や部材の価格高騰などを挙げています。

長電バス乗合バス課 高山和良(たかやま・かずよし)さん:
「会社の経営が相当苦しい状況になっている」

2025年度は、運賃の引き上げにより乗客の数自体は減るものの、1年間の赤字額をおよそ1億2000万円縮小できる見込みとしています。

長電バス乗合バス課 高山和良さん:
「路線バスを利用者のために引き続き維持していくために、会社も公共交通に対する使命として引き続き努力していきたいと思っています」

一方、松本市に本社を置くアルピコ交通は、現時点で路線バスや高速バスの値上げの予定はないとしています。