転園手続きの締め切りが迫る中で話し合い

3月19日の夜、畑さんの家では何やら話し合いが行われていました。
(大介さん)「今までのお友達がほとんど残るって言うんやったら、うちもそりゃ残りたいけど、『ほとんど出ます』やったらもうそんなん…」
(敦子さん)「感覚、感触的にはもう出ますよね、みんな。出ますっていうので動いてるのかなって」
転園手続きの締め切りが迫る中、虎之介くんを園に残すのか、転園させるのかを話し合っていたのです。
(大介さん)「新しい先生、新しい友達、新しい環境っていうことに、『慣らし保育』なしでぶっつけで行くっていうことに関してはすごく不安ですね」
![]()
約2時間、悩みに悩んだ末、「転園」手続きを進めることを決めました。
(大介さん)「(Q申請を終えていかがですか?)どうなるのかなっていう不安しかないですね。希望というよりは、不安が大きいか小さいかという話です」

堺市によりますと、転園希望者は143人中105人もいるということで、なかには転園がかなわず、今の園に残る人も出てくるといいます。
(堺市・幼保推進課 小須田教一課長)「とりあえず希望を確認して、その方々が4月以降困らないような形で、転所されるのであればそういうところをどうフォローしていくのかっていうようなところもわれわれとしては考えていかなあかん」














