顕微鏡の導入で変化した歯科治療

吉岡
「僕が学生の時、治療の実習があっても見えないから『虫眼鏡とかで口の中を見たらだめですか』って聞いたら『ダメだ』って言われる時代だったんです。それが、顕微鏡を使って治療するっていうのが導入されたんですよ。それを持ってきた留学帰りの先生がいて、えっ!という感じ」

一同驚愕だった。
その後、先輩が根管治療で成功している姿を見て、自分も今の場所で開業。

吉岡
「開業してからの方が、いろいろ広がりましたね。とにかく再発なく治るっていうのが増えることが理想です」

好きなことを突き詰めて進化していくだけ。それはもちろん患者のためでもあり、歯科治療技術の進化のためだった。

吉岡
「既製服じゃダメなんですよ。カスタムメイドの治療だから、全部1人1人その特徴を見極めて、どうするかっていうのを選んであげなきゃいけないから。面白いことやってるなと自分では思ってます。
僕が今目指してるものは、パーフェクトな根管治療はどういうものかっていうこと。今は探しているっていう状態ですね」

「妻には感謝してます。元気に毎日送ってくれれば、それが僕の原動力になります」という吉岡

吉岡の挑戦は続く。