新潟県 柏崎市と刈羽村の両議会の議長が25日、資源エネルギー庁を訪れ要望活動を行いました。26日には県庁を訪れ、柏崎刈羽原発の早期再稼働を要望しました。
柏崎市議会と刈羽村議会の両議長が柏崎刈羽原発の早期再稼働を要望したのは笠鳥公一 副知事です。

花角知事が海外出張のため代理での対応となりました。この要望は柏崎刈羽原発 再稼働を求める地元経済団体の請願を刈羽村議会が8日に、柏崎市議会が21日に採択したのを受けて行われ、25日は資源エネルギー庁を訪れ同様の要望を行いました。

早期再稼働を望む地元議会に対し、笠鳥副知事は「技術委員会の安全確認や避難の実効性の議論なども踏まえて判断する」とこれまでの県のスタンスについて述べました。
【笠鳥公一 副知事】「私どもは今再稼働の議論を始めたところ。県民の方々が、どう受け止めておられるのかというところをしっかりと見極めていく」

改めて説明された県の方針に対し…
【刈羽村議会 広島一俊 議長】「最終的にはどちらかを判断するのは政治家だと思っています。どこまでこれを追求していくのかというところで、やきもきしている感もございます」

【柏崎市議会 柄沢均 議長】「県、県議会の方も歩みを止めることなく議論を深めていただきたいなという思いは強くあります」

花角知事の判断はいつになるのでしょうか。