新潟県柏崎市と刈羽村の両議会の議長が資源エネルギー庁を訪れ、柏崎刈羽原発の早期再稼働を国に要望しました。

柏崎市議会と刈羽村議会の両議長が要望書を提出したのは先日、県庁を訪れた資源エネルギー庁の村瀬佳史長官です。

【柏崎市議会 柄沢均 議長】
「柏崎市議会及び刈羽村議会として、柏崎刈羽原子力発電所の国の新規制基準に適合すると判断された号機についての一日も早い運転再開を要望いたします」

この要望は、柏崎刈羽原発再稼働を求める地元経済団体の請願を刈羽村議会で8日に、柏崎市議会で21日に採択したのを受けて行いました。

【資源エネルギー庁 村瀬佳史 長官】
「東日本全体の電力需給構造の強靭化に向けて、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働が非常に重要という認識です」

村瀬長官は「安全確保を大前提に、立地自治体の理解を得ながら再稼働を進める」と改めて政府の方針を述べました。

【刈羽村議会 廣島一俊 議長】
「日本のエネルギー政策全体を考えて、議員が審査したと思います。それで採択したと思っていますので」

【柏崎市議会 柄沢均 議長】
「国の方から県の方にも働きかけていただいて、原子力政策にご理解をいただけるようにお願いしたところであります」

両議長は26日、県に対して同様の要望を行います。