2004年に発生した新潟県中越地震から今年で20年。新潟県長岡市の川口地域で24日、防災イベントが開かれ、住民が被災地支援の在り方を学びました。
長岡市の川口地域で開かれた防災イベントでは、地域の人たちが、元日の能登半島地震で被災した石川県穴水町や新潟市西区で行ったボランティア活動について報告しました。

【中越防災安全推進機構にいがたイナカレッジ 阿部巧センター長】
「(石川県では)川の水でご飯を炊いて、ちょっと砂まじりのおにぎりを食べていたり、そういう状況で…」
2004年の中越地震で最大震度7を観測した川口地域。穴水町とは商店街同士のつながりがきっかけで、15年以上の交流があります。被災地の支援につなげようと、会場では石川県産のカキもふるまわれました。

【参加した人は】
「出来ることならなんでも応援したいと思っている。(地震が)突然来て慌てないように、少しでも(子どもに)教えておかないとなと改めて思った」
また、炊き出し訓練では災害時でも家にあるもので作りやすい『芋煮』を味わい、防災への理解を深めていました。
