MLBには、賭博に関する21の規定がある
――アメリカのスポーツチャンネル「ESPN」が報じた経緯では、そもそもFBIが捜査していたのは賭博業者。そこに大谷選手の口座からたくさんの送金があり、調べていたら水原さんの存在が浮かび上がってきたと。また水原さんの発言については、「大谷選手に賭博の借金の肩代わりをしてもらった。違法とは知らなかった。野球に賭けたことはない」と話していたそうです。ただ、これを受け大谷選手の弁護士が「大谷選手は大規模な窃盗の被害者」と声明を出しました。すると水原さんの発言が「大谷選手は自分のギャンブルや借金について知らなかった」と変わったということです。
(国際カジノ研究所 木曽崇所長)個人的には大谷選手を守るために発言を変えているんじゃなかろうかな、とは思っています。ちょっとあまりにも変わり身が短期間で激しすぎます。
――MLBには21の賭博に関する規定があります。①野球の試合で賭けをしたら1年間出場停止とか、②自身が関与する野球の試合に賭けをしたら永久追放、③違法な賭けをしたら適切なペナルティとか。
当然、賭博そのものに対するっていうより、どちらかというとその先の八百長であったり、イカサマであったり、そういったものを防ぐためにこういったルールが定められています。