今年の桜はだいたい平年並みの時期の開花となる見込みです。前回の予想よりもさらに開花の便りが遅れることになりそうです。予想以上に今週の「寒の戻り」が強く、また暖冬によって「休眠打破」がうまくいっていない影響もあるためです。

 3月22日南気象予報士事務所発表、第7回さくら開花予想です。四国や九州からはまもなく桜の便りが届きそうですが、近畿で最も早いのは大阪と京都の25日でおおむね平年並み、和歌山の26日は平年より2日遅くなる予想です。各地とも先週までに発表した予想より2日前後遅くなり、東京は19日の予想(第5回発表)が24日と変更し過ぎて、開花予想の計算を担当している私としては何とも気まずい状況です。

近畿・徳島の標本木を総力撮影!いちばん膨らんでいるつぼみは?

 前田智宏気象予報士やMBS駐在カメラの協力のもと、22日には近畿・徳島各地にあるソメイヨシノの標本木のつぼみを撮影しました。先週までと比べてつぼみはだいぶん膨らんでいますが、やはり開花までまだ数日はかかりそうです(大阪も早くて25日ごろ、さらに遅くなるかも?)。