マイナス金利の狙いは何だったのか…8年続けた結果

――マイナス金利の狙いは、「日銀に預けるとマイナス金利、預けておけばおくほどお金が減って損する状態なので、そんなだったら日銀でなく企業に貸した方がいいね、と銀行が考えて市場にお金がいっぱい出回って、景気が良くなるんじゃないか」という狙いだったんですよね。それを8年やってきた結果はどうなんでしょうか。
(経済ジャーナリスト荻原博子さん)まあ、あまり効果がなかったというか、銀行からお金が出ない理由としては、いまはアベノミクスで企業は大金持ちになり、内部留保が400兆円とか何とかと、山のようにできた。そのため大手企業は銀行にお金を借りに行かなくてもよくなった。それから中小・零細は怖いので銀行の方があまり貸したくないっていうことになっていた。
日銀からは国債を買い上げたお金がどんどん入ってくるんですけど、それを皆さんに貸せば、景気が良くなったかもしれないけど、それができなかったので、銀行の中にまた入ったという、本当に異常な状況が続いていました。これからは、日銀の強いメッセージもあるので、皆さんがお金を借りられるような状況ができればと思いますよね。














