米・ロサンゼルスタイムズ紙によりますとドジャース大谷翔平投手(29)の通訳を務めてきた、水原一平氏(39)が違法とみられるスポーツ賭博に関与したとみられています。
病的な賭博は「ギャンブル依存症」ともされ、ギャンブル等にのめり込んでコントロールができなくなる精神疾患の一つです。
消費者庁によると、ギャンブル等依存症は、適切な治療と支援により回復が十分に可能です。しかし、本人自身が「自分は病気ではない」などとして現状を正しく認知できない場合もあり、放置しておくと症状が悪化するばかりか、借金の問題なども深刻になっていくことが懸念されます。
ギャンブル等依存症からの回復に向けて、本人にとっては小さな目標を設定しながら、ギャンブル等をしない生活を続けるよう工夫し、ギャンブル等依存症からの「回復」、そして「再発防止」へとつなげていくことが大事としています。
また、家族にとっては家族の行事を顧みなくなった、家庭内の金銭管理に関して暴言を吐くようになった等の変化が見られる場合、ギャンブル等へのめり込み始めている可能性を考慮。借金の肩代わりは、本人の回復の機会を奪ってしまいますので、家族が借金の問題に直接関わることのないように。などのアドバイスをしています。
青森県では、国の「依存症対策総合事業実施要綱」及び「依存症専門医療機関及び依存症治療拠点機関の整備について」に基づき、アルコール健康障害、薬物依存症、ギャンブル依存症の患者などが適切な医療を受けられるようにするため、依存症専門医療機関・依存症治療拠点機関等を選定しています。
出典:消費者庁ウェブサイト(https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/caution_012/)