胎盤や血液…感染性廃棄物を放置 元従業員「いつからか見当がつかない」

「砂押プラリ」元従業員
「(Q.そもそも砂押プラリさんはどんな会社ですか)医療系の特別産業廃棄物ですかね、そういったものを回収をして処分をしている会社」

「砂押プラリ」では、病院から集められた「感染性廃棄物」を滅菌処理し、リサイクルするための分別作業を行っていたといいます。

バイオハザードの印がある容器には何が入っていたのでしょうか。

「砂押プラリ」元従業員
「赤いものに関しては液状のもの。採血管だったり、あとは臓器とかも入っている。胎盤ですね、産婦人科さんから出てくるやつ。目に見えて積まれていくのが分かっているような状況で」

胎盤などの臓器は、本来、焼却処分されますが、そのまま保管されていたというのです。

「砂押プラリ」元従業員
「(Q.いつから溜め置かれていた)1999年から荷物があそこに積み上がっているんじゃないか。見当がつかないですね」

取材を進めると、「砂押プラリ」は宮城、岩手、福島、茨城、富山の合わせて5県で、100を超える病院などと取引関係にあったことがわかりました。