過度な警戒感は、地方経済に負の側面が…

七十七リサーチ&コンサルティング 田口庸友首席エコノミスト:
「日本経済は四半世紀にわたって、物価も賃金も金利も上がらないトリプルゼロの世界で、金利のない世界で生活をしてきた。利上げに直面した時にどう向き合っていいのかという不安心理が全面に出てくる可能性がある。場合によっては企業の投資や家計の消費が抑制されるといったことも考えられる」

実質賃金が上がりきっていない地方ほど利上げによる負の側面が表れやすいとして、過度な警戒は逆効果だと指摘します。

七十七リサーチ&コンサルティング 田口庸友首席エコノミスト:
「やはり大企業中心の都市部と中小企業中心の地方の間の格差、その差が開くと地方から景気が悪化していくということが十分起こり得る」

今回の金融政策転換が地方経済にどのような影響を与えるのか注視する必要があります。

田口さんによりますと、マイナス金利が解除されても、多くの銀行がすぐに金利を上げるとは限らないということです。また、上げたとしても上げ幅は小さく、我々の生活に大きな影響を与える可能性は今のところ低いということです。