五穀豊穣などを祈願して女性たちが円陣を組み優雅に舞う「ウシデーク」を紹介する展覧会がうるま市の宮城島で開かれています。
うるま市が主催する「ウシデークしましま展覧会」は、ウシデークを継承するうるま市の島々が連携することで島の活性化に繋げようと企画されたものです。
会場となっている宮城島の「しましま交流館」には、平安座島や伊計島などウシデークを受け継いでいるうるま市の5つの島の7つの団体が写真や動画などで紹介されています。

地域の繁栄などを祈願して女性たちが太鼓を叩きながら円陣を組み優雅に舞う「ウシデーク」ですが、うるま市の島々では縦横に隊形を変え向き合ったり入れ替わったりして華やかに踊るのが特徴です。
このうち宮城島の上原(いいばる)ウスデーク保存会は去年、14年ぶりに復活し150年以上の歴史があるとされる伝統の踊りを継承していて、展示された資料でその魅力が伝えられています。
この展覧会は今月29日まで開かれています。