首里城火災の際に焼け残った瓦や石材の活用方法を募るコンクールで、那覇西高校の作品が最優秀賞に選ばれました。

このコンクールは首里城への思いを共有し、形として残していこうと、県内の教育機関を対象に県が企画したもので、3月18日に表彰式が行われました。
このうち、最優秀賞に選ばれた那覇西高校の作品「首里城へ紡ぐ環境整備【那覇西LEGEND】」は、首里城火災で焼け残った瓦や石材を校内の環境整備に活用したものです。
瓦の1枚1枚に応援メッセージを書き込む作業には、在校生と教職員のほか、卒業生や首里城火災の消火活動にあたった消防署の署員らも参加しています。
那覇西高校 仲吉健一校長
「思いをひとつに、那覇西高校として、首里城応援ができたんじゃないかと、うれしく思っています」
県は、2年後に控えた首里城正殿の工事完了に向けて、今後も引き続き焼け残った瓦や石材を活用する企業、団体を募ることにしています。