もっと地域を盛り上げたいと、オーナーの今井さんと一緒に作ったのが英語版の散策マップ。交流を楽しむアイデアが次々と生まれているそうです。

【内山ヴェルガン綾夏さん】
「この三条圏内だけでもいろいろできることはあって、あんまりこっちに来てないコミュニティーの子たちとも一緒にここでいろいろできたらいいなと思ったりとか、どんどん何か広がっていく感じがしてますね。楽しくなってきてます」
移住してまもなく一年。アーティストとしても成長を遂げています。
去年発表した作品「記憶」。三条で身につけた技法が活かされています。

【内山ヴェルガン綾夏さん】
「祖母がちょっと今、認知症気味なんですけど、それが発覚した時期からずっと何か記憶って何だろうっていうのを常に考えてて、自分の中でも記憶って忘れるものもあれば何かすごい小さいときの何か忘れられないものもあったりする中で、何が残って何が消えるのかそれが本当に消えるのかとかを考えながら自分が意味を込めたいものとかに当てはめてデザインして」

綾夏さんが目指すのは、人を勇気づけられる作家になることです。
【内山ヴェルガン綾夏さん】
「ちょっと苦しいときに見たときに、何か和らげることになったりとか、何か気づきになるものが今後、できたらいいかなって思ったり」
これからも三条での修業が続きます。
