習っているのは、銅板に槌目をつける加工。早さと正確さが肝心です。

【須佐真さん】
「シンプルなんですけど、一番難しいって言ってもいいですよ。これができないとやっぱ綺麗な商品できない」
「(綾夏さんは)右手は、上手になったね。この打ち方が、左が安定すれば、もうちょっと上手になるかな。どんどん売れてって、叩かせてもらえるようになってくると、もっと上手になってくるんで。皆さんにいっぱい買ってもらいたいですね」

自分が培ってきた技術を惜しみなく伝授している須佐さん。綾夏さんの人柄と将来性に期待をよせているからです。

【須佐真さん】
「熱意とやる気ですよね。そこはわざわざ海外から来るってすごいことなんで、あと彼女の作品もインスタで見てたんですけど、これと日本の伝統工芸と融合してまた新しいものを作ってくれたら、また金工の魅力を広めてくれる人材となるんで」

【内山ヴェルガン綾夏さん】
「作家として作品を作りつつ、商品も作ることで生活する。普通に日常の中でいろんな人に触れてもらえる機会を増やしたいっていうのもあったり…」