◆新型コロナ流行で去年は浴衣の出番無し

蝶屋営業部・緒方星羅係長「今、雑貨などでも昭和レトロな喫茶店とかノスタルジックな雰囲気が流行っている。古典柄をそのまま生かしてそこから展開していたり、少し色が変わったり柄の配置が変わっていたり、従来の浴衣の良さと今のトレンドを組み合わせているところが魅力」

創業80年、久留米市の呉服店「蝶屋」によると、新型コロナの影響で浴衣の売り上げは激減、去年はほぼゼロだったといいます。今年の夏は行動制限がなく、夏のイベントも復活傾向ということで期待を寄せています。

緒方係長「お問い合わせも多いので、今年は需要が見込めるのではと期待しています。花火大会だけじゃなく、浴衣で食事など非日常を楽しむアイテムとして活用していただけたら」

多少体型が変化しても同じ物を着られることや世代を超えて受け継ぐことができることからサスティナブルなファッションとしても近年、注目されている浴衣。インキューブ天神店の展示販売会は来月15日までとなっています。