今年の夏休みは、3年ぶりに花火大会や夏祭りが開催されるところも少なくないようです。夏のイベントを前に今年注目の浴衣を集めた展示販売会が、福岡市天神で開かれています。キーワードは「レトロ」です。

◆昭和や大正の香りが新たな魅力に

Q今年、花火大会いきますか?
カップル「関門海峡の花火。もちろん浴衣です。」
親子「(母親)やっぱり浴衣着たいですよね。(子)着たい!朝顔とかきれいなお花かな」
女性2人組「関門海峡花火大会に。行くなら浴衣ですかね、久しぶりに行くのでもあるので」

3年ぶりの花火大会に期待が高まるなか、福岡市のインキューブ天神店には、約300点の浴衣が揃いました。価格は浴衣と帯のセットで5500円から1万9千円までで、浴衣と帯を組み合わせを自由に楽しむことができます。

RKB堤千春「今年の浴衣のキーワードは“レトロ”です。昭和や大正の温かみのある雰囲気の浴衣が注目を集めそうです」

「レトロ」と一口にいっても柄やデザインは幅広く、共通しているのは「どこか懐かしさを感じさせる」ところです。白地に青のラインと花をあしらった爽やかな「王道古典」や大きな赤い花が特徴のクラシカルな「大正ロマン」、ギンガムチェックで和洋折衷の「アンティーク」など様々な柄を展開しています。