3月4日、山梨県で条例案を可決され、2024年夏から山梨側から登る人は義務として2,000円を支払うことになります。一方、3つの登山道を抱える静岡はどうするのでしょうか。

<会議参加者>
「地元関係者との合意形成もなく、このようなことが県主導でどんどん決定してしまう」
「地元の山小屋組合の全員反対という意見を押し切ってやったと。そんなに無理してやる背景はいったい何なのか」

3月13日、山梨県富士吉田市で行われた富士山の環境整備などを協議する会議。地元の不満が噴き出ました。ほこ先は、山梨県議会が4日に全会一致で可決した富士山の「入山規制案」です。

その内容とは、
▽通行料2000円を徴収
▽吉田口にゲートを設け深夜帯の通行を制限
▽登山できる人数も4000人に制限するというのです。

背景にあるのが、後を絶たない無謀な弾丸登山。これを何とかしたいと思い切った策を打ちましたが、地元から思わぬ反発を受けてしまいました。