原告は「大きな後ろ盾」「私達も社会で尊重される一員」

 午前の東京地裁判決で、肩を落としていた山縣真矢さんは、札幌高裁の判決について「本当に勇気になりますし、今後国会に法制化を訴える時にも、後ろ盾として大きなものをもらった」と声を弾ませました。

 同じく東京二次訴訟の原告である福田理恵さんは、「これまで同性愛者であることを隠しながら、自分は価値ある人間なのかなっていうことを自問自答しながら生きてきた。私達も社会で尊重される一員なのだということを言われたみたいで、それがうれしい」とこみ上げる涙を隠しませんでした。