沖縄と九州の海上物流を支える琉球海運の新しい貨物船「かりゆしII」の進水式が広島県で行われました。

広島県の尾道造船所でお披露目されたのは、全長181.5メートル、総トン数1万1900トンの「かりゆしII」。
琉球海運が所有する貨物船の中で最大級の積載能力を持ち、乗用車281台、トレーラー168台など最大7240トンを輸送できます。
また燃費性能が高く、同じサイズの通常の貨物船と比べ、使用燃料がおよそ29%削減されるということです。

進水式では地元の小学生らも見守るなか係留するロープが切断され船体が海に浮かぶと大きな拍手が送られました。
琉球海運 比嘉茂専務
「ありとあらゆる貨物を私どもの方で運ばせていただくということで、沖縄県の経済に縁の下の力持ちとして貢献するというのが一番の意義かと思います」
かりゆしIIは、ことし7月に就航予定です。