能登半島地震の被災地・石川県輪島市ではきょう、小学校の卒業式が行われました。また、奥能登に向かう幹線道路が2か月半ぶりに、ようやく繋がりました。
輪島市では9つの小学校で125人の児童が門出の日を迎えました。校舎が地震の被害を受けたり、今も避難所になっていたりしているため、6校は会場を消防署に移し、合同で卒業式を行いました。
鴻巣小学校 滝井篤子 校長
「今回の災害を通して、毎日の何気ない日常がどんなに尊く、どんなにありがたいものかを私たちは知りました。優しく、たくましく生きていってください」
地震の発生後、輪島市以外に転校した児童の中には、この日のために思い出が詰まった小学校の卒業式に出席を決めた6年生もいるということです。
こうした中、金沢市からつながる自動車専用道路「のと里山海道」は穴水町での復旧工事を終え、能越自動車道を経由するルートは、きょう午後1時から全区間で輪島市方面への通行が可能になります。
幹線道路の復旧が進むことで、これまでよりスムーズな被災地での支援活動が期待されます。
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