養鶏場と就労継続支援施設が連携して、障がいのある人の社会参画を進める取り組みがうるま市で始まりました。

うるま市の「徳森養鶏場」ではこれまでも障がいのある人の体験就労を受け入れていましたが、農業分野での人材不足の解消や障がいのある人の就労支援をさらに進めようと、今月市内の就労継続支援施設「くちぶえ」と「農福連携」のパートナーシップを締結しました。

徳森養鶏場では「くちぶえ」の利用者14人が1日4時間、鶏舎の清掃や卵の箱詰めなどの作業に当たります。

労働者
「もうとっても生きがいを感じて楽しいです。私ができることはやってあげたいなと思っています」

徳森養鶏場ノーマン裕太ウエイン代表
「生き生きと仕事をしている姿が、自分たちもすごく元気をもらって、一緒にがんばろうっていつも思わされます」

徳森養鶏場では取り組みを進めることで、新たな人材の獲得だけでなく、地域の活性化にもつなげていきたいと意気込んでいます。