沖縄こどもの国の年間の入園者数が34年ぶりに更新されました。
過去最多となる入園者数となったことを記念して、3月14日にこどもの国ではセレモニーが開かれ、遠足で訪れていた沖縄市の中の町幼稚園の園児に入園チケットなどがプレゼントされました。

1970年に開園した沖縄こどもの国。遊園地がオープンした1990年度に年間の入園者数55万3584人を記録し、以降30年以上にわたってこの記録が破られることはありませんでした。
しかし近年、こどもの国は新しい動物の展示を始めたり授乳室を設けたりするなどリニューアルを繰り返し、施設を充実させてきました。
また、コロナ禍前から取り組んできた台湾を中心としたインバウンドの誘客活動も功を奏し、去年4月から3月13日までの入園者数が55万5404人に達し、34年ぶりの記録更新となりました。
沖縄こどもの国 神里興弘園長
「34年ぶりの記録更新ということで、大変県民の皆さん、それから多くの観光客、来ていただいた皆さんに感謝しかありません」

こどもの国は来年度から週末限定で夜間も開園するほか、15歳以下の子どもの入園料を無料にするなどのキャンペーンも実施し、年間の入園者数70万人を目指して更なる運営の充実に努めるとしています。