古いイタリア製バイクにこだわり、自ら整備して乗り続ける男性に注目します。春のバイクシーズンに向けて忙しい毎日を松井隆雄カメラマンが取材、リポートします。

富山市婦中町のとあるガレージ…。古いバイクの整備をしているのは岩井宏之さんです。

整備するバイクは、世界的にも有名なイタリアのバイクメーカーDUCATI(ドゥカティ)。岩井さんはその中でも、傘型のベベルギアで駆動させるエンジンにこだわります。

ベベルギアは1950年代半ばから1986年まで採用されたエンジン方式で、このエンジンを搭載したバイクは、通称「ベベル」と呼ばれています。

岩井さんもおよそ30年前に手に入れた「ベベル」を所有、常に整備しています。