いろいろ乗っても、最後は “こっち” に…

岩井宏之さん:「軽くてエンジンの鼓動が楽しいバイクなので…。国産(バイク)もたくさん乗りましたけど、結局最後はこっちにいちゃうみたいな感じですね。富山に触って(整備)くれる店あまりなくて、ほとんどなくてまあ…。自分で触らざるをえなくなって触っているという感じですね」

会社勤めの岩井さんは、休みの日に整備を行っています。全国の同じ「ベベル」乗りから依頼される整備は、部品代を除き、ほぼ基本無償で行っています。

整備歴はおよそ30年。腕前はプロ級…。特殊工具もそろえ、どこにもない部品は、自ら製作するといます。

「ベベル」に乗る鏑木英志さん、長男の慎矢さん親子も岩井さんを頼ってここにやってきます。

鏑木英志さん:
「20年ぐらい所有していますかね」

松井カメラマン:「岩井さんがいなかったら(バイク)買ってなかったですか?」

鏑木英志さん:「そうですね多分買ってないです。まあここに来れば解決するみたいな、何かこういう症状だけだけど、いろいろ一緒にああでもない、こうでもないと言いながら触ったり、やってますから」