鳥取県 医療・保険課 田中充 薬物対策専門員
「アイスが覚醒剤を、野菜は大麻を示しています。チョコも大麻を示しています。隠語を使って、やさしい、身近な感じを持たせる狙いがあるようです。」

そう、違法薬物です。
ほかにも、大麻は、「葉っぱ「草」、覚せい剤は「氷」「エス(S)」などと言われているといいます。

大麻の検挙された人のうち、2022年は約7割が30歳未満。
若者の検挙者は増加傾向にあり、20歳未満は10年で15.0倍と、特に増加が目立ちます。

隠語や絵文字を使って薬物の購入を促す内容がSNSに投稿され、未成年が巻き込まれるケースもあるといいます。

鳥取県 医療・保険課 田中充 薬物対策専門員
「全国的な統計・傾向を見てみると、12歳、小学生の頃に大麻を初めて経験したっていうようなアンケート結果なども出ております。低年齢化が進んでいるというような危険な状態があります」

身近にひそむ危険な「隠語」。
その意味をあらかじめ知っておき、自衛することも大切です。