主な症状「発熱・発疹・口内のブツブツ」

――はしかの主な症状は「発熱」下がってまた上がる。「発疹」全身に発疹が広がったりします。「コプリック斑」口の中のブツブツができて7日から10日程度で回復することが多いといいます。

(関西福祉大学・勝田吉彰教授)発熱は完全に解熱まではせず、37度ぐらいでちょっと治まったなと思ったら、また熱が出てそのときブワッと発疹が出るんです。コプリック斑は、素人判断しないで「何か口の中にブツブツがあります」などと、はっきり申告してほしいと思います。少し抗体があるが弱まっている人がかかる「修飾麻しん」というものもあるんだけれども、それでなく典型的な麻しん(はしか)の話ですが、基本的にこういう症状だと理解してください。