再編が計画されているJR新潟駅南口の広場について、新潟市は建設予定の「バスタ新潟」と一体となった整備など、整備のコンセプト案を示しました。

JR新潟駅南口広場の整備のコンセプト案は、12日に開かれた再編検討委員会で示されました。広域交流の玄関口となる空間整備を進め、交流や賑わいを生み出す広場を目指すとしています。

「交通ターミナルとしての機能強化」として、中長距離バス乗り場「バスタ新潟」と一体となった整備を行い、混雑を解消するため一般車とタクシーの動線を分けるいうことです。また、「人を中心とした動線の確保」としてペデストリアンデッキを造ることなども盛り込まれました。

【新潟駅南口広場 再編検討委員会 佐野可寸志委員長】
「新潟駅南口が持っている課題があって、それからコンセプトを作るという非常に妥当な方法だと思う。来て楽しいとか、歩いて楽しいとか、そういった空間にできれば」

新潟市は今後、広場の利用実態を調べるなどして、今年中に広場の具体的な将来図を示すとしています。