23日、SNS上で投資トラブルについて謝罪したお笑いコンビ「TKO」の木本武宏さん(51)。総額7億円以上が返済できない状況だということですが、弁護士は「場合によっては詐欺罪に問われる可能性もある」と指摘します。

■TKO木本氏“投資トラブル”タレント仲間など“7億円超”投資か

ホラン千秋キャスター:
TKOの木本さんについて7億円以上の投資トラブルを抱えているのではないかという報道がありました。それ以降、レギュラー番組を降板したり所属事務所を退所したりということが起きているわけですが、この件について、SNSで木本さんがコメントを発表しています。

木本武宏氏のSNSでのコメント(7月23日)
「この度はお騒がせしてしまい申し訳ありません。本日をもって松竹芸能を退所することになりました。(中略)ご迷惑をおかけした番組・スタッフ・スポンサー・友人の皆様、またこんな私のことを応援してくださったファンの皆様に心からお詫び申し上げます」

ホラン千秋キャスター:
今回の問題の流れをまとめます。木本さんが2~3年前に知り合ったA氏に投資の話を持ちかけられました。実際に木本さんが資金を預けたところ、当初はリターンがあったそうです。このあと、木本さんは知人らに「こういう投資話がありますよ」と話を持ちかけ、それに乗った木本さんの知人達は資金をA氏に渡しました。このとき、木本さん自身は紹介料や仲介料を受け取ったりすることはなかったということです。

しかしある時、A氏と音信不通になってしまい、木本さんの知人はもちろん木本さん自身も金銭被害に遭ったということです。

現在、このA氏本人とは連絡がついていない状況ですが、双方で弁護士を立てて協議中ということで、全く会話ができない状態ではなさそうです。そしてA氏側からは「すぐに返金は出来ない」という連絡が来ているそうです。

被害があった人に対して木本さんは自身で説明し、立て替えで一部返金しているという状況です。今後、このA氏に訴訟などで返金を求めるということです。