「命を守るということに重きを置いて…」

青森県・宮下宗一郎知事
「やはりですね。避難所が冬も夏もですね、快適にとまでは言わなくとも、しっかりと命が守られる環境を作らなきゃいけないです。例えば、阿蘇地震のときは直接地震で亡くなった人って50人だったんですが、関連死と言われている直接地震が起こった以外で亡くなった方っていうのは200人なんですね。つまり4倍の方が関連死してるっていうことを考えると、避難所の環境をどう整えていくかということは、これは非常に重要な課題になってくると思います」

「直接死だけじゃなくてね、関連死も含めて、やっぱり究極。私達、県や市町村そして国というのは、国民や県民や市町村民の命を守るためにある存在ですから、まずは、ともかくやっぱり命を守るということに重きを置いてですね、防災・減災対策をしていくということが一番肝心なことだと私は思っています」…
#2では、『日本海側海溝型地震』について考えます。