一般市場は未流通 “使いたい”という料理人が
ヤマトバニラビーンズはまだ市場には出ていませんが、SNSなどから評判が広がり名だたるホテルやレストランなどとの個別の取り引きが増えてきています。この日は、長崎の食材を使ったフェアを企画している東京のホテルの料理長が視察に訪れました。

羽田エクセルホテル東急 滝本雅之料理長:
「魚のソースです。そこにビーンズを少し入れて混ぜると、多分卵にバニラビーンズの香りがぷーんと…」

清水:「おもしろい」

滝本料理長:
「帰ってすぐ試作したいなと思って、実はうずうずしてるんですよ」

清水大和さん:
「国産でバニラビーンズって『珍しいもの』に興味を持って来られる方が多いですけど、そうじゃなくて。海外産と比べても “この香りがいい”っていう風なビーンズを研究して作っていきたいと思っています」
『ヤマトバニラビーンズ』ならではのバニラの香りを追求する。苦労と試行錯誤を重ねる若き生産者の挑戦は続きます。