(大野和之記者 10日)
「桜の名所、鶴舞(つるま)公園にきています。つぼみが少し膨らんできています」

およそ750本の桜が植えられている名古屋の鶴舞公園。毎年賑わう「桜まつり」に向けて、10日、ライトアップの準備が始まりました。

(公園を訪れた人)
「お花見好きです。子どもとけっこうお花見したりしていて」
「日本人は桜を見ると春の訪れを感じてほっとする」

ことしは、桜の木の下での宴会が、一部のエリアで4年ぶりに解禁されます。

(担当者)
「(お客さんに)たくさん来てもらえたらうれしい」

ことしの「桜まつり」は、例年より一週間早く、15日(金)に始まりますが…。

(鶴舞公園 高須賀さん)
「開花予想が早まっているからです」

ウェザーニュースによりますと、今年の桜の開花予想は、名古屋と岐阜が3月21日、津が3月25日。平年より名古屋が3日、岐阜と津は4日早い予想です。

(桜沢信司気象予報士)
「ここ数日、寒い日が多くなっていますが、ことしは2月が暖かかったのと、今週後半から気温が一気に上がって、春本番の陽気になる見込みで桜のつぼみがぐんぐん生長して開花が早まるとみています」

確かに、鶴舞公園のつぼみも少し膨らんできています。

(公園を訪れた人)
「楽しみですね。コロナ禍でなかなか残念だった時期もあったので、賑やかな時が長くなるのは純粋に嬉しい」
「家族と花見したりするのが好きなので1週間早まってすごくうれしいです」

去年の様子

鶴舞公園の桜まつりは、3月15日から4月7日までです。