地域住民の防災意識を高めようと、10日長崎市で火災の初期消火などを学ぶ催しが開かれました。

消防団員
「(消火器からは)10秒ぐらいしか出ないと思ってください」


このイベントは長崎市三重地区の自治会などでつくる協議会が、住民の防災意識を高めてもらおうと初めて開きました。

火災への対応をテーマに、消火栓にホースをつないでの初期消火や火事の原因で多い電気コンセントによる出火のしくみなどを学びました。


消防団員「家電製品のスイッチを切った状態でもこれ(湿ったほこりが原因の通電)がなるってことですよね。ここを拭いて(防ぐ)」

充満した煙のなかは姿勢を低くして避難します。


体験した住民
「良かった。(迷って)戻りよった」
「ちょっともうパニックになりますね。さっと対処できるように頑張っていきたい」
「(消火器で)10秒で消さないといけないから短い時間だなと思いました」


三重小学校区まちづくり協議会・早崎常男会長
「1人1人皆さんが知っておなかいと対応ができないということで。落ち着いて何かあっても行動できるということで、被害を軽減することができるんじゃないか」

協議会では今後も、地震や台風など災害の想定を変えてイベントを続けていきたいとしています。