東北大学などが開発を進めているAIで津波の浸水範囲を予測するシステムについて、今後の活用方法などを考えるシンポジウムが9日、仙台で開かれました。

「仙台防災未来フォーラム」の会場で行われたシンポジウムでは、東北大学の越村俊一教授らがシステムの概要を説明しました。
越村教授らが企業と共同で2023年から開発を進めている「津波災害デジタルツイン」は、地震が起きた際、AIが過去のデータを分析し津波の浸水範囲を予測するものです。
能登半島地震をモデルに後日行った実験では、地震が起きた18分後には津波の浸水範囲を正確に予測できたということです。

東北大学災害科学国際研究所・越村俊一教授
「(地震の)データが得られれば比較的短時間でAIによって判定することが可能になりつつある」

東北大学は、実際の災害でも避難に役立てられるよう、今後さらに精度を高めていきたい考えです。