親指の2ミリ程度のものが、くるぶしあたりまで腐ったように…

――別の50代男性は足の親指に2ミリほどの血豆のようなものができて、1週間ほど後に、右足がくるぶしあたりまで腐ったようになっていた。体調は1時間単位で悪化して、右足を付け根付近から切断されたそうです。

――感染経路は飛沫感染だったり接触感染、コロナと同じような状態です。

(城戸教授)とにかく、どこにもいますから、飛沫とか接触とは当然あります。予防も一般的な感染予防となります。

――治療方法は、城戸教授によりますと、「患部の外科的切除か、抗生物質の投与」

(城戸教授)はい。基本的にはバクテリア、細菌が感染して広がって起きる病気ですので、その原因を殺そうということで抗生物質、いわゆる抗菌薬をできるだけ早く投与するっていうのは、内科的治療の一つです。だけどあまりにも早く進行するので、薬で止めきれない場合は、外科的に肉を落とすのが、先ほどの症例のようなケースです。

 症状は四肢にできやすいことが多く、基本的に皮膚の軟部組織に起きやすいんですが、もう速やかに全身に回っていくので、全身の大きな感染症です。

――もしも、短時間で腫れが明らかにひどくなっているなどの症状があれば、急いで病院に行ってください。(2024年3月8日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

◎城戸康年:大阪公立大学大学院・教授 専門は感染症学・寄生虫学 コロナの治療薬開発や疫学調査に従事