子どもの溶連菌が悪化して、劇症化することは?

(城戸教授)まず溶連菌というのは、子どもの咽頭炎だけでなく実はほかにも病気を起こして、例えば皮膚のとびひとか、腎臓の病気とか、いろんな病気を起こします。中でもA群溶血性連鎖球菌の中に、悪い遺伝子というか、変わった遺伝子を持ってるものがあり、それが全ての原因ではないんですけど、そういう悪いのが、短時間で一気に全身に広がっていくような病気になりやすいです。

――子どもの溶連菌が悪化して、劇症化することはあるんですか?

(城戸教授)基本的には同じ一つのバクテリアが感染すればそれだけで劇症型が起きるわけではないので、様々な要因があるんですけど、一般的には、子供は比較的、劇症型にはなりにくい。基本的には高齢者というか、年齢が上の人の病気で、最近のトレンドとしては、50歳未満が比較的増えてきている状況です。