新型コロナの治療薬や入院費などに関する公費での負担が、3月末で終了することが5日、明らかになりました。
患者の自己負担はどのように変わるのでしょうか?


新型コロナ患者の診察や入院の受け入れを行っている飯田市の健和会(けんわかい)病院。


病院窓口で負担する診察代などと薬局で支払う薬代を合わせた自己負担額は、最大の金額を比較した場合、現在のおよそ2.3倍になる見込みです。

健和会病院 外来医事課 久保田博文(くぼた・ひろふみ)課長:
「医療費についてはそこまで大きく変わりはないが、(治療薬の)ラゲブリオが出ていれば、1万円から3万円ぐらいに跳ね上がってくると思います」

この病院で現在、患者が支払う医療費は、診察代や検査代を含む窓口負担額で、1,500円から4,600円。

さらに、薬局で支払う治療薬(ラゲブリオカプセルの場合)代は3,000円から9,000円。

そのほか、調剤代などを入れると、あわせて最大で1万5,000円ほどかかります。


4月からは、医療費自体はそこまで大きく変わらないものの、薬代が最大で3万円になり、全体の支払額は現在の2.3倍ほどの金額になる見込みです。

病院は、感染者が高額な医療費を気にして治療を避けることを懸念しています。


健和会病院 外来医事課 久保田博文(くぼた・ひろふみ)課長:
「医師からすると、飲んでもらえればそこまで重症化しないのに、患者さんの方から『いいです』と拒否されると、もしかしたら入院につながってしまうのではないかという懸念があります」