地域の食材について学びを深めようと、飯田市の小学生が6日、豆腐作りに挑戦しました。

飯田市の千栄(ちはえ)小学校の1、2年生4人が体験したのは、おぼろ豆腐作りです。

地域の食材について学ぶ生活の授業の一環で、2023年の6月から学校の畑で育ててきた県のオリジナル品種の大豆=「つぶほまれ」およそ400グラムを使います。

児童たちは地域のボランティアと協力しながら豆腐作りに挑戦。

大豆をミキサーでつぶし、こし袋でおからと豆乳に分けた後、焦げ付かないよう丁寧にかき混ぜながら鍋で煮ます。

にがりを入れて待つことおよそ10分で完成。

ほんのり温かい出来立てのおぼろ豆腐をさっそく試食です!

児童:
「おいしい!」
児童:
「お店と同じ豆腐の味がしました」
児童:
「おからを袋で揉んだのが、紙粘土みたいでおもしろかった」

プログラムを企画した南信州・飯田産業センターは、多くの子どもたちに地元食材を育てて食べるまでを体験してもらうため、2024年度も活動を続けていきたいとしています。