台湾・雲林(うんりん)県の関係者が長野県の阿部知事を表敬訪問し、教育や観光などでの交流について意見を交わしました。

雲林県は台湾の西部に位置する人口およそ66万人の地域で、6日は、知事にあたる張麗善(ちょう・れいぜん)県長などおよそ20人が県庁を訪れました。

2023年9月に長野県の関副知事が、雲林県を訪問したことから、その返礼の意味も込めて、東京で開催されている、食品・飲料の展示会への参加にあわせて阿部知事を訪ねました。

阿部知事は、子どもの教育旅行や観光、産業面での交流を深めていきたいとあいさつし、訪問を歓迎しました。

阿部知事:
「今後の交流が深まることを期待」

これに対し、張県長は「雲林県でも教育に力を入れている。長野県の子どもたちにもぜひ訪問していただきたい」などと話していました。

一行は7日、友好都市の群馬県館林市を訪問するなどして帰国する予定です。