“変色しにくいアボカド”や“ふりかけシート”などアジア最大級の食品展示会「FOODEX JAPAN 2024」でお披露目された驚きの食品を紹介します。
“日本初”の“冷凍食品”も
日比麻音子キャスター:
東京ビッグサイトで3月5日から4日間に渡って開催される、アジア最大級の食の展示会「FOODEX JAPAN 2024」。
世界68か国・地域、2890社が出展している大規模な展示会です。
「食品ロス」や「人手不足」など、社会問題をテーマにした食品も多く出てきているということなんです。

力を入れているのが冷凍食品“フローズンフード”で、約80社が出展しています。
冷凍食品を製造販売する「勝美ジャパン」の「冷凍蒸もやし」は、日本で初めてもやしを冷凍化しました。
もやしは95%が水分なので冷凍に不向きでした。ただ、低温スチームで蒸すことでほどよい水分量が保て、シャキシャキ食感もあるということなんです。
「勝美ジャパン」の森信介営業課長によりますと、「現在は『業務用』のみだが、家庭用にも提供できるよう議論している」ということでした。

さらに、「世の中では“冷食”のニーズが急拡大している。グローバル化で様々な食材を取り入れられるので、これからも新しい“冷食”が出てくるだろう」ということです。
